一体コーダーとはどんな仕事なのか

そもそもコーダーとは、Webデザイナーが作成したデザインを、実際のホームページとしてコーディングすることを言います。コーディングとは、Webページのマークアップ言語であるHTML(エッチティーエムエル)や、レイアウト情報を決定するCSS(スタイルシート)などを使い、Webページを作成することです。そのため、コーダーはWebページをデザインするわけではなく、画像ソフトなどですでに完成されたデザインを、実際のWebページに落とし込む作業になります。会社に勤めていてもフリーランスとして独立していても、Webページを作成する仕事をしているなら、クライアントのWeb制作は複数のチームで行います。たまに一人ですべてを担当する場合がありますが、基本は3人から4人でひとつのWebサイトを構築します。そのため、コーダーのフリーランスとして独立していたとしても、複数のチームの一員となっていることがあります。

コーダーの難しいところは、最初に完成しているデザインとまったく同じようにWebサイトにしなければいけないことです。例えば、Webサイトを閲覧する時にはブラウザを使います。そのブラウザの種類は複数あり、Webサイトを表示した時に若干のズレが生じます。そのずれをできるだけ無くして、どのブラウザで閲覧しても問題が起きないようにコーディングしなければいけません。また、PCやスマートフォン、タブレットといった様々なデバイスによってもレイアウトが変わるため、それぞれに合わせて、レイアウトを構築する必要があります。そのため、コーダーとしてフリーランスになるなら、コーティングに必要な言語をすべて習得していないと難しく、様々なデバイスでチェックができる環境も必要です。とは言っても、やはりフリーランスのコーダーとして活躍するメリットは多々あり、こちらの目指せ!フリーランスコーダーというサイトに魅力や案件獲得の方法なども詳しく綴られているので、気になる方は一度目を通してみるといいかもしれません。